バイオスーパーコンピューティング研究会(BSCRC)では「ウィンタースクール 2015」を下記のとおり開催致します。
近年、生物分野では細胞の画像データやNGSなど、実験的に膨大データが得られており、これを理論的にモデル化や解析を行うことがバイオ分野でのスパコン利用で今後大きく求められることになると考えられます。そこで、今年のウインタースクールでは、実験データを如何に扱い、計算機でシミュレーションや解析を行うかということをテーマとし、データ解析やシミュレーションの専門家、実験とコラボレーションしている方々を講師に招いております。 みなさまの積極的な参加をお待ちしております。
1. 開催日時: 2015年1月30日(金) 12:50 〜 31日(土) 12:10
(受付開始 12:30)
* 初日の昼食は、各自ご用意ください
* 会場付近は、昼食を買える店はありません
2. 会場: 休暇村伊良湖
http://www.qkamura.or.jp/irako/l
〒441-3615 愛知県田原市中山町大松上1
* 豊橋駅から豊鉄バス伊良湖本線、豊橋駅前乗車、休暇村下車
(乗車時間は1時間30分で、1時間に1本程度、三河田原までは電車も利用可能)
* 時刻表は以下のページの一番下にあります
http://www.toyotetsu.jp/timetable/
* 伊良湖本線の豊橋駅前バス停は、東口1番乗り場
http://www.toyotetsu.jp/busstop/
3. 参加対象: 生物学、医学、薬学、化学、物理学、工学、情報科学などバイオスーパーコンピューティングに関連する様々な分野の研究者・大学院生、および当テーマに関心のある方
4. 参加およびポスター発表申込方法 (終了しました)
* ポスター発表は必須ではありませんが、なるべく申し込んでいただけるとありがたいです
* ポスター発表はショートトークありです
* ノートPCや机の上などで行ってもらってもOKです
5. 会費 (参加費と宿泊費・食費合計):
* 参加費 3,000円と宿泊費・食費12,000円で、会費は合計15,000円です
* 会費はウィンタースクール 会場で、ウィンタースクール幹事に現金でお支払いください。
6. プログラム
(プログラムは都合により変更されることがありますので、ご了承ください)
一日目 |
午後 |
12:30 受付開始 |
12:50-13:00 開会の挨拶&諸連絡 |
13:00-13:40 インフルエンザ感染シミュレーション |
統計数理研究所 斎藤正也 |
13:40-14:20 ライフサイエンス分野におけるベイズ統計の先端応用 |
統数数理研究所 吉田亮 |
14:20-14:40 休憩 |
14:40-15:20 細胞まるごとモデリングに向けた統合シミュレーション環境E-Cell4の紹介 |
理化学研究所 海津一成 |
15:20-16:20 出来るだけ時間をかけずに少しでもわかりやすくするために |
株式会社サイアメント 瀬尾拡史 (http://www.sciement.com/) |
16:20-16:40 休憩 |
16:40-17:20 生体高分子の粗視化分子シミュレーションで何を見る?(pdf:) |
理化学研究所 安藤格士 |
17:20-18:00 血栓形成のマルチスケールシミュレーション |
東海大学 塩崎聖司 |
18:00-20:00 夕食&お風呂 |
20:00-24:00 ナイトセッション(ポスター&懇親会) |
20:30- ポスター発表のショートトーク |
二日目 |
午前 |
7:00-9:00 朝食&チェックアウト |
9:00-10:00 コグニティブコンピューティングによる科学技術の変革とその社会へのインパクト |
理化学研究所 高橋恒一 |
10:00-10:20 休憩 |
10:20-11:00 オルガネラ形態の粗視化モデルシミュレーション |
理化学研究所 立川正志 |
11:00-12:00 熱安定型高活性TALENの開発 |
理化学研究所 池田一穂、宮下尚之 |
12:00-12:10 閉会の挨拶 |
(まとめ)
今回のワークショップでは、さまざまな分野における実験とシミュレーション・解析のコラボレーションの現状について講演と活発な議論がかわされました。またポスターセッションでも多くの発表がなされて議論が盛り上がり、非常に有意義なウインタースクールになりました (幹事)。
(参加者の集合写真)
7. ウィンタースクール2015 幹事
舛本 現、検崎 博生、宮下尚之、野田茂穂、三澤計治 (理化学研究所)